チョコレートから古民家が

ちょっとにわかには信じられない話。

チョコレートから始まった
物々交換で、最後に古民家が手に入った？

京都の山あいにある築１００年以上の
大きな古民家と何を交換したと思います？

テーブルマット、ですよ！

そんな、価値が釣り合わない〜〜。

元々は、一口サイズのチョコレートから始まった
というのも仰天です。

もちろん、そこに行くまで４年間
物々交換を続けた結果ということですが。

まるでおとぎ話じゃないですか〜。

岩手にも古民家はあるけど
欲しいとなったら、かなりな金額になるはず。

もちろん、維持費や修復費とはまた別に。

わたしも実は、古民家には興味あるんですが
やっぱり経費がかかる。

それなのに、テーブルマットと引き換えに
古民家を提供した京都の人って？？？

民家を受け取ったのは
「子育ては親育て・みのりのもり劇場」という
ＮＰＯ法人でした。

彼らが無料季刊誌を 発行していて
「地域の人と人をつなぐ企画」として
物々交換を始めたのがきっかけだそうです。

最初の品が、限定品チョコレート。

それで交換を呼びかけたら、手作りボードゲームに
その次は絵本に、と変わっていったそうです。

交換は３カ月に一度で、今年３月
１５回目にテーブルマットを出したら
土地付きの一軒家になったらしい！

それにしても、テーブルマットと交換て
この古民家を提供した人は
どういう心境だったんでしょうね？

不動産屋にただ売ってお金にするとか
そういうんじゃ、嫌だったんでしょう。

この団体なら、と見込んで
提供したような気がします。

じゃないと、いくらなんでも
釣り合わない。

この話は、貨幣価値では測れない
地域愛を示しているんだな、と思います。

　　　　　

タグ：チョコレート 物々交換 古民家

今日もチリツモ応援お願いします。⇒　⇒　⇒