ドライバーのサービス残業

横浜のクロネコヤマトが
労働基準監督署から是正勧告を受けたようです。

宅配の配達がパンク状態だという記事を
この頃、よく目にしますが

元ドライバーの訴えによって
そのブラックぶりが明らかになりました。

年間の残業時間の上限529時間を
はるかに超えた900時間前後もあったのです！

しかも残業代は未払いって。

「ずっと昔から、ヤマトは
ドライバーのサービス残業で成り立っていた」

ヤマトではサービス残業は当たり前と
見なされていたようなんですね。

それに耐えられず、続々と配送ドライバーが
辞めていってるため、ますます深刻です。

なんでこうなったかというと
Amazonの荷物を引き受けるようになってから。

たしかに「送料無料」は魅力ですが
ちょっと待って。

「送料無料」って、消費者へのサービスで
商品を売る会社は配送会社に
手間賃支払っていると思っていたのに？

それがないとなると、送料無料の商品を
届ける人たちはやってられませんね。

だって、細かく時間指定されていて
不在なら何度も配達してくれるんでしょ。

だから仕事だけ増えてしまう。

自分で注文しておきながら不在。
そんな人が多いらしい。

なのに「送料無料」だから残業代なし？

法律上、未払い賃金は
過去2年分まで請求できるそうです。

今後は、便利すぎるシステムも
考え直した方が良さそうです。

時間指定しておきながら不在の人にはペナルティ
送料は手間賃として配達業者には支払う

最低、これくらいは覚悟しないと。
　　　　　

タグ：送料無料 サービス残業 クロネコヤマト

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