東北の人は我慢強い

ちょっと体調を崩して、久しぶりにパソコン開いています。

今日は、あの日から5年目。



あの日、テレビを津波を見ていたときには、あれほどの被害者が出ようとは
すぐには信じられなかった・・・あの悪夢。

わたしも何度か車で訪ねましたが、いまだに残骸が残っている
たろう観光ホテルを始めて見たときには、背筋が凍る気持ちでした。



これは、2014年に撮った写真です。

このホテルは沿岸にあるのではなかったけれど、ここまで波がやって来て
いっきにこのような残骸にしていった。

このホテルの経営者は屋上で助けを求めていた・・・

ここ盛岡でも、地震でかなりな被害が出ましたが
津波にやられた沿岸部とは比べ物になりません。

東北の人間、同じ県の人間として、あの大震災で多少困っても
津波に飲まれた人たちのことを思うと、誰も何も言えません。

自分のことを愚痴って人に迷惑かけたりしたくない
もっと大変な目にあった人たちを思って我慢しなくては

と考えるからです。

東北の人は我慢強いと言うけれど
厳しい風土の中で育ったわたしは本当にそうだな、と思います。

だからこそ、この土地に住む暖かさがあり
それを奪われた人たちの思いもひしひしと感じる・・・。

TVで賑々しく執り行われた東京の国立劇場の追悼式を見ながら
今も行方不明の家族を思う人たちの心中を思いました。

　　　　　

タグ：東北の人 被災地 たろう観光ホテル

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