平均貯蓄 みんなそんなに持ってるの？

やっぱり。

このあいだの、総務省発表の「家計調査報告」で
平均貯蓄1,820万円が気になってたのです。

みんなそんなに持ってるの？って。

だって、うちはそんなに持ってないですからね。
実感ないですよー。

この「平均値」が、実は曲者でした。

平均値ですから、みんなが平均して
それだけ持ってるのかと錯覚させられますが
そうとは限らないのだそうです。

たとえば、100人の中で99人が「貯蓄0円」
残る1人が「貯蓄10億円」いた場合の
平均値は1,000万円。

平均1,000万円が残り99人にはピンとこないわけです。

さて、それと比べて、中央値というのがあります。
それが1,064万円、貯蓄「0」世帯を含めると996万円。

さらに、最頻値があります。

いえ、「最貧値」ではなくて、わらい。

もっとも頻度が高いボリュームゾーンです。
「貯蓄100万円以下」が、全体の10.5％となっています。

平均値（1,820万円）を引き上げているのは高齢者だそうです。

40歳未満の世帯が574万円なのに
60～69歳では2,312万円、70歳以上では2,446万円。

老人がお金を持っているのは、やはり本当なんですね。

ローンも終わり、負債もないからでしょうね。
だから、お年寄りを狙った犯罪が多くなるわけです。
　　　　　

タグ：実感 最頻値 平均貯蓄

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