日本ブランドのイチゴ

イチゴといえば、栃木県。

そんなイメージがありますね。

慎吾ちゃんのおじゃマップでもよく
イチゴ狩りに行って、大きなイチゴ食べてたっけ。

日本産のイチゴは世界に輸出され
世界でも評価が高いって、知りませんでした。

だけど、その日本独特の美味しいイチゴ品種を
韓国が盗んで、世界中に発信していたなんて。

それで、220億円もの損失があったなんて。

韓国に日本ブランドのイチゴの品種が流失し
日本産の輸出が阻まれ、韓国産が売れているからです。

日本産イチゴの昨年1年間の輸出額は、11億円だけ。

聞くと、韓国のイチゴ栽培は90％が日本の原種なんだそう。

イチゴで有名な栃木県育成の「とちおとめ」「栃の峰」や
「レッドパール」「章姫（あきひめ）」がその被害にあっています。

韓国はそれらを交配させて、新種を開発して売っている・・・。

この「韓国産」は「海外市場で安価な価格で売られ
日本の輸出機会を奪っている」と農水省が発表しました。

「韓国産」は実は日本産の“模倣品”で
甘みを加え、安価で売られ輸出量も日本の10倍。

これは、深刻な事態ですね。

もともとジャパン・ブランドの高級農産品は
海外で評価され、高値で売れているもの。

でも、こんな風に盗まれてはたまりません。

農産品の知的財産保護が必要です。

これまでだと新しい品種は市場に出てから
4年以内に海外で種や苗の品種登録が必要でした。

でも、その費用に200万円だなんて、農家は支払えません。

農水省は、ようやく補正予算に3億円を計上して
今後、品種登録制度の整備を進めることにしたそうです。

世界で通用する農産物を、国が守らないでどうする。

　　　　　

タグ：知的財産保護 韓国 イチゴ

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