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遺族年金が過払い [収入]

年金の支給漏れ、個人情報の流出など腹立たしい
トラブルの尻拭い酢させられるのは私たち国民。

ただでさえ、問題続きの日本年金機構が
またもや大チョンボしてたことがわかりました!

なんと年金をもらう資格のない人たちに
「過払い」を続け、いまになって返還請求をしているのです。

ずっともらってきた人からすれば、今更な話で
しかも、遺族年金なら、なおさらです。

会計検査院のチェックで、とある遺族年金を扱う事務所で
受給者約1万人の10%に過払いを発見。

その総額は18億円以上・・・!

日本全体での遺族年金の受給者数は、およそ540万人です。
それで計算して見ると、総額は膨大なものになります。

1万人で18億円分ですから
全体(540万人)で計算すると、18億円×540=9720億円。

およそ1兆円も過払いしてたなんて!

年金機構広報室の担当者によると
「現時点で、過払い金の総額や対象人数の合計数は不明」だとか。

では、過払いを受けてきた人は「もらい得」?

年金もらえるかどうかわからないこっちはどうなるの?

もらいすぎてた人にはやっぱり返して欲しいですね。

遺族年金とは、被保険者が死亡したとき
その被保険者によって生計を支えられていた配偶者や
18歳になるまでの子供など遺族が受け取れるものです。

今回の過払いの原因は、『失権届』をしてなかった人。

遺族年金を受け取っていた配偶者が再婚したり
子供が18歳になったらその年度末に失権届を出す約束です。

その失権届を提出しなかったり
提出が遅れたりしたため、過払いになっていたわけです。

受給者たちが必ずしも知っているとは限らないので
保険庁の人が、1年前ぐらいから、「失権届」について
指導すべきでしょう。

年金機構が戸籍情報と年金の支払いを照らし合わせ
ちゃんとチェックしていればよかったのです。

それをしなかったばかりにこんなことになってしまった。

ちゃんと仕事しろ!

遺族年金の過払いは、一人あたり数百万円もあるとか。

例えば、厚生年金だと、遺族年金は月額11万円ほど。

年額にすると100万円以上、5年間で500万円以上。

これまでもらっていた人側の人情としては
寝耳に水なのかもしれません。

でも、再婚するとき、子供が18歳になる時
もう権利ないんじゃないかと思わなかったのでしょうか?

少しは後ろめたく思わなかったのでしょうか?

そちらも問題ですよね。

年金機構側のミスだから納得いかなくても
過払い金の返還を請求されたら、ちゃんと返すべきでしょう。

あと、過払いの返還を請求されるケースに
「加給年金」というのがあるそうです。

20年以上、厚生年金に加入した受給者の
配偶者や18歳以下の子供にプラスされる『家族手当』です。

でも、奥さんが60歳から年金を受け取るようになると
加給年金の受給は停止されるべきもの。

それを知らずに受けていると
後から返還しなけらばならなくなりますが
こちらは5年間でも200万円ほど。

遺族年金の過払いの場合は500万円以上となり
それを突然返還するよう求められることになります。

過払い金は、5年で「時効」とはいえ
逃げ切れないようです。

過払い金の受給者は、国の機関のミスが原因で
訴えられる可能性も出てくるそうです。

年金機構の職務怠慢から、人生の番狂わせにならないよう
自分の年金のことちゃんと把握しておかなくちゃ。

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