自分の悪口が展開されていた

クリスマスですね。

昨日ちょっと触れたことですが
妹の身に起きたことを話すと

妹が、かつてのママ友のらしいブログに
自分の悪口が展開されていた、のを発見したのです。

妹の息子も中学生になり
もうしばらく会うこともなかったのですが

ちょっと前にばったり会って
お茶をして、色々な話になったらしいのです。

その時に相談したことがあって
そのキーワードでネットサーフィンしていたら

偶然、そのママ友のらしいブログに行き当たり
読んでいくうちに書いてある内容が
自分のことだと確信したそうなんです。

それが、事実と全く違った風に書かれていて
唖然としたし、裏切られたと思って悲しくなった。

話の前後の内容、二人の会話、日にちから
それが自分のことだとわかるし

第一、〇ちゃんのお母さんの〇さんという
アルファベットがそのままだったとか。

だから、知り合いが読めば、容易に特定されてしまう。

妹は、表面上はとても親しげにしていた人から
何故自分がそんな書かれ方をされているのか
まるでわからなくて、人間不信になった、というのです。



ネット世界って、確かに、顔を見せずに
いろんな人がいろんなことを
言い散らしてる世界ですよね。


わたしも人の噂をすることもあるし
愚痴を言いたい時もあるけど
人を傷つけるような嘘は、絶対いけません。

それは言われた当人には見えない暴力だし
ブログを訪れてくれる人にも失礼な話。

よく、人の不幸は蜜の味、とか言いますが
どうなんでしょう？

人を貶めて自分が少し上になった気分になるというのは
ちょっと寂しくないですか、生き様として。

昔は、例えば「おしん」の時代なら
直接ひどいことを言われたり
されたりして、人は耐え忍んだものです。

その時代にも、表では友達づらして
裏でヒソヒソ悪口言う人はいたでしょう。

でも、今ネットで、有る事無い事を
面白おかしく、人の傷つくようなことを平気で
書いて広めちゃえる人って、ずるいし
ネットの怖さを知らないからじゃないでしょうか。

こうして、ブログに書いた時点で
大道芸をするみたいに誰でも、極端な話、世界の誰でも
言語の壁を抜きにすれば、それを見に来れちゃうんです。

だから、怖い。
だから、かつてのひそひそ話とは規模が違う。

ネットリテリシーという言葉を
わたしも学びました。

最初、お金や節約に関することを呟くブログを
書こうと思った時に
ちょっと調べた時に知った言葉です。

「インターネット上における正しい利用法、活用能力」
のことを言うそうですが

インターネット上には危険や嘘が付き物なので
嘘なら嘘で楽しめばいいけれども
玉石混合なので、読む方は判断できないですよね。

だから、書く方は、そこのところを明確に
しないといけないと思うんです。

何を書いてもいいけど、人の悪口や嘘より
人のためになることを書いた方が
読む人にも、結局はいいはず。

ところが、ネットで暇つぶしをしようとする人は
ちょっとした憂さ晴らしを求めていたりします。

だから、妹のそのママ友みたいに
有る事無い事面白おかしく書いておけば
読者が増えたりもすることもあるでしょう。

嘘でもなんでも、刺激の強い記事を好んで
読みたい人がいるからです。

書く方も、まるで自分の劇場に来てくれた
役者さんみたいに気持ちが良くなるんですね。

でも、それって結局、バーチャル世界の
レベルの低いバーチャルな気晴らし。

悪意を持って事実を歪曲するのは
不健康ですよね、やっぱり。

わたしも夫や家族や周りの人の悪口っぽいことを
書くことがありますが、根底に愛情あってのことです。

面白みを出すために悪意で事実を曲げたりしません。
誰が読むかわからないから。

妹は落ち込んでて、冷静に判断できないので
サイトを読んで、と言われてそのブログを読むと

そこでは、かなり辛辣な日記が
いろんな人を悪者にして展開していました。

でも、面白いことに、その人へのコメントも
結構多いんですよね。

例えば、悪者になってる妹（らしき人）の
仕打ちに耐える書き手に同情したコメントとか。

で、思ったんです。
さみしい人だな、って。

嘘を書いてどんなに「同情します」とか
「あなたは誠実で一生懸命やっているのに」とか
コメント言われても、虚しくないでしょうか？

妹に言わせると、実際は外面のいい
ご主人も結構な地位の奥様らしい・・・。

自分のブログだから何を書いてもいいけど
そういうつまんない人気取りみたいなゲームは
わたしはしたくないですね。

顔も見えないどこかのどなたかが
「あのドジなチリツモ、ちょっとのぞいてみようか」
って、思ってくださればいい。

で、もし、「あ、そういうこともあるよね」って
共感してくださったり
「ちょっと役に立つ情報もらった」って
思ってくださるなら、なお嬉しいと思うんです。

顔は見えないけど
ネットの先にはリアルな人がいるから。

それがネットコミュニケーションだと思うから。


妹は、嘘を書かれた当人なので
かなり落ち込んでいます。

書いた本人への対策をどうするか？
については、とりあえず、クリスマス後に。


クリスマスなのに、つまんない話でしたね。

みなさん、楽しいクリスマスの夜をお過ごしください。

うちは、とりあえずチキンローストで
お父さんと一杯やるところ＾＾

　　　　　

タグ：バーチャル世界 ブログ 嘘

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